積雪観察講習

今日は、冬山で行動するための「雪の知識」を学ぶために、ガイドクラブのODSS主催の
「積雪観察講習」を聞きに行って来ました。
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講習は地元の乗鞍高原の観光センターで開催されます。僕達にはとても助かります!
午前中は屋内の学科で知識を学び、午後は外で実地で雪の観察です。

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本日の講師「飯田稔」さんです!
飯田稔さんは富山県立山の「立山カルデラ砂防博物館・日本氷雪学会雪崩分科会」の
有名な雪博士なのです! 名古屋大学の依頼で、氷河調査でヒマラヤにも行ったりもする
すごい先生なのです。 立山の万年雪などを中心に立山、剣岳の積雪調査を続けて
いる、日本山岳ガイド協会雪崩講習会講師でもあるのです。
今日は僕も、飯田さんの大きな雪崩に対する積雪の知識の一片を分けてもらおうと思い、
真剣に聞いていました・・・・。

飯田先生の話はとても面白く、「雲の正体とは何?」、「雪崩の起きる仕組み」とか、
自然の仕組みの事を解り易く、面白く!、実験を踏まえて説明してくれました。
(雲とは何か? それは100分の1mm以下の大きさの、-20℃ぐらいになっても
液体の状態の水、「過冷却水」の粒の集まりなのです! 僕はてっきり水蒸気だと
思って答えましたが、水蒸気ではなかったのです! ビックリです。)
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この実験は、机の上で「ダイアモンドダスト」を起こすというものです!
上記のとても小さい過冷却水の粒が凍結すると、空気中で結晶になり、
キラキラ光る「ダイアモンドダスト」になるのです。光を当てると、何もないような
空気中がキラキラ光って、スゴく美しくて感動しました・・・・・。


昼食後、 午後からは外に出て、実際に積雪状態の観察法を教わります。
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いつも雪崩講習でするように雪の積層(ピットという)を掘って観察します。
ここからは、雪崩が起きそうな雪の凝固が弱い「弱層」の見分け方や、雪の結晶の
観察の仕方を教えてもらいました。雪の積層を見ると、今年降った雪が積層の中で
どのようになっているのか解ります! 僕達がバックカントリースキーで行く雪山で
雪崩に合わないようにするためには、とても大切な知識なのです・・・・。

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最後に、ピットチェックの一種である「コンプレッションテスト」をしました。
これで切り出した雪柱が途中から崩れなければ積層は安定しているという事になります。
軽い衝撃で崩れたら雪崩の危険性がとても高い、というテストです。

今回の「積雪観察講習」は、とても面白く、とても為になりました!
この講習で学んだ事を生かして、これから冬山に登る時には、なるべく危険を回避して
楽しくバックカントリースキーをしたいと思います。
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