地元ガイドのトレッキングツアー

毎日不安定な天気が続いています。雨が叩きつけるように激しく降ったかと思うと、
陽がさしてみたり、降ったり止んだりの繰り返しです。そんな中での昨日の晴れ間は
とても貴重なものでした。ちょうど、地元のガイドツアーが催行される日でしたので、
サポートとして出動してきました。

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まずは一の瀬園地を巡りました。まいめの池では、風が吹いておらず、
珍しく水面がピタッと止まって周囲の景色が鏡のように映っていました。

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この日のお客様はペンションにお泊まりの中高年7名のグループさんでした。
本当はシャトルバスに乗って畳平のお花畑や大雪渓に行く予定でしたが、朝の
シャトルバスが運行しなかった為に、急遽高原内のトレッキングへと変更されたのです。

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今は乗鞍中で「ノリウツギ」が次々と開花しています。アジサイと同じく「ユキノシタ科」の
植物ですが、平開して咲くアジサイにたいして、「ノリウツギ」は花序が枝の先に円錐状に
なっているのが特徴です。下から見るとよく分かりますよね。

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「ヨツバヒヨドリ」もそろそろ見頃です。「四葉鵯」と書きますが、輪生している葉の数は
必ずしも4枚ではありません。乗鞍では3枚の株も見かけます。花は真っ白の株もあれば、
ピンクがかった株もあって、その色の違いも楽しめます。この花には蝶がよく集まっていますよ。

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一の瀬園地からは口笛の小径を登って「牛留池」へ行きました。この頃になると小雨が
降ってきたので、池の畔にある東屋でランチタイムです。お客様はペンションのお母さん
手造りの美味しそうなお弁当を緑の中で楽しく食べていらっしゃいました。メンバーの中の
マメなお父さんがコーヒーも沸かして下さって、食後に山と池を眺めながら淹れ立てを
いただく贅沢を味わいました。

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途中で見かけた「コメツガ」の樹には、3cmぐらいの球果(きゅうか)が鈴なりに
ぶら下っていましたよ~。今は薄緑色をしていますが、秋には茶色の可愛い
ミニ松ボックリになるのでしょう。

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「オオシラビソ」の樹にもやはり球果が準備中でした。同じ「マツ科」の樹でも、
随分と印象が違うと思いませんか?こちらは枝の上にドッシリと乗っかっていて、
ツンと上を向いて並んでいます。色は藍から灰色の微妙な色合いで、大きいものは
長さ20cmぐらいになるようです。秋が楽しみです。

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最後に「善五郎の滝」の滝壺近くまで行って、ツアーは終了です。
水しぶきを浴びながら、豪快に流れ落ちる滝をバックに記念撮影です。

今回のように、山では条件によって、思うような行程がとれない時もありますが、
それでも可能な限りお客様の要望に応えていこうとする、ガイドさんのの姿勢が
とても大切なことだと改めて感じました。7名の元気なおじちゃんとおばちゃん達は、
きっとまた乗鞍に来てくれることでしょう。
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インターネット広告の「トランスメディア」提供スキンアイコン by springbk | 2009-07-29 13:48 | 山の風景

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