雪崩講習会

乗鞍高原で雪崩事故防止講習会が行われました。
少し山スキーを覚え始めたNが、初めて雪崩講習を受講してきました。
2日間の講習会のうち、1日目のみ受講したので、その様子をご紹介します。

f0182173_11305157.jpg
午前中は観光センター内で講義を受けました。
雪の基本的な成り立ちや性質、雪崩が発生するメカニズムについて、スライドを使って
教えて下さいました。

f0182173_11311695.jpg
こんな装置も登場、ペットボトルの中に人口的に「雪」を作ったものです。
覗き込むと、綺麗な結晶がぶら下っています。
このままイヤリングに出来たら、素敵です。


午後は屋外での実技です。
f0182173_11314168.jpg
積雪層を観察するために、全員で1m以上掘り下げて、断面を露出させました。
この層を使って色んな観察方法を試しました。
これはスプレーをかけて、層の密度がはっきり分かるようにしたものです。
色が濃くなる所は、「圧密」と言って雪が重さで圧縮された状態です。
薄い所は、雪の粒同士の接触が進んでいないので、隙間がある状態のようです。

f0182173_1132230.jpg
雪の重さを計る観察もしました。
10g~37gと下の層にいくほど、重くなっていました。

f0182173_11353783.jpg
雪積層の弱い所=崩れやすい所を「弱層(じゃくそう)」と言います。
弱層を探すのに、今回の講習では「コンプレッションテスト」というのを行いました。
柱状にした層に力を加えてみて、弱い層の部分から崩れてこないかをチェックします。

f0182173_11363487.jpg
最後に埋没体験です・・・・ちょっと恐怖。
雪崩によって雪の中に埋まったら、どうなるのかを体験してみます。
もちろん、危険のないように頭部には予め息ができるように空間を造っておき、
外部の人間と会話ができるように専用の管を通します。

f0182173_1137448.jpg
皆で雪をかけて埋めてしまいました。中は暗くて怖いですし、実際の雪崩では頭部の空間は
無くて、顔に雪が押し付けられ、口にも雪が入ってきて窒息するようですから、本当に
ゾッとします。 埋没した人以外は、この状態で「ゾンデ」という捜索用の器具を使って、
埋没している人間の感触を体験してみました。


どの講義、実技も大変勉強になりました。
山に入る時にこの経験を生かして、安全に楽しく遊べるようにしたいと思います。
[PR]

インターネット広告の「トランスメディア」提供スキンアイコン by springbk | 2010-02-17 11:53 | イベント

<< 乗鞍バックカントリースキー ボスの T さん出動!(ゲレン... >>