花咲く前後

何年か乗鞍高原お花の写真の撮り続けていると、だんだん撮り方が変わってきました。
デジカメを初めて手にした頃は、とにかく一番綺麗な状態の花を撮ることに夢中でした。
でも、植物達の不思議を知ったり、年間を通して観察できることを実感すると、
開花中だけではなく、それ以外の時期の様子も知りたくなる・・・
そして蕾や若葉、冬芽や葉痕なども撮ってしまう、そんな感じです。

f0182173_2122929.jpg
f0182173_2123273.jpg
「ミヤマエンレイソウ(シロバナエンレイソウ)」は、乗鞍高原と白骨温泉を結ぶ見晴峠でよく見かけます。大きな葉の上に、白い小さな花をチョコンと乗せるように咲きます。
この様子だと、葉が広がってから開花するのですね。

f0182173_21342178.jpg
f0182173_21344452.jpg
おやおや~「サンカヨウ」は葉が広がる前に咲いてしまっていますね。
若葉はツヤツヤで輝いて見えますが、伸びきった葉には艶が無いように感じます。
人間の肌と一緒か・・・とちょっと納得。

f0182173_21252450.jpg
f0182173_21254964.jpg
高原内のいたる所に植生する「アマドコロ」、笹のような葉と蕾が一緒に伸びてきます。
花は咲くとスカートの裾が広がるように可愛らしくなります。
2~3個ずつ並んでぶら下がっている姿も微笑ましいですよ。

f0182173_21261753.jpg
f0182173_21264431.jpg
これはマムシグサの仲間で「アシウテンナンショウ」(たぶん・・・)です。
怪しげな薄茶色の苞からニョキニョキと葉と花が出てきます。
放射状に広がった葉を傘にするように、下に仏炎苞(ぶつえんほう)というシマシマの筒があります。その中に肉穂花序(にくすいかじょ)という花にあたる棒状の構造があるのです。これはサトイモ科の植物ですから、「水芭蕉」の花序と同じような造りなのでしょう。
あまり美しいと言える植物ではありませんが、とても興味深い植物の一つです。

以上、お花が咲く前後の画像を並べてみました。
そんな植物の不思議な姿を見に、新緑が綺麗なこの時期に乗鞍高原に来て下さい。
その後は、スプリングバンクへコーヒーのご来店などお待ちしていま~す。


咲く前の一生懸命伸びようとしている植物達の様子を、公式HP乗鞍花劇場の乗鞍ブログにも「植物のムギュー」という題で投稿しています。
お好きな方は、どうぞそちらもご覧下さい。


そして!、
6月5日、今日は「世界環境デイ」です。 これは1972年6月5日に、ストックホルムで
開催された「国連人間環境会議」を記念して定められたものです。国連では、日本の提案を
受けて6月5日を「世界環境デー」と定めており、日本でも平成3年から「世界環境デイ」
として定めています。 美しい自然環境を大切に・・・という日であります。
[PR]

インターネット広告の「トランスメディア」提供スキンアイコン by springbk | 2010-06-05 00:03 | お花

<< 「岳」の映画にエキストラで出演! 乗鞍バックカントリースキー >>