乗鞍・バックカントリースキー
2011年 01月 14日
昨日のほんの少しの晴れ間を狙って、今年になって初めてのツアーです・・・・。
山頂方面だけが雲の中に隠れていました・・・。どうする?行ってみるのか??・・・
と、かなり悩みましたが、チャンスは自分から動いて手に入れるモノだ!と言う
自分の信条を貫いて行くことを決めました! これが吉とでるか凶となるか?・・・。
初めてのツアーコース登攀となりました!・・・。前回までは雪が少なくて、車道を
長い時間掛けてず~~~っと歩いていたのです。 雪質はサラサラの新雪で結構
深くて、久しぶりのラッセルを強いられました!・・・・。でもこれは帰りのスキーで
パウダーランが楽しめると言うことです。心臓MAX バクバクでの辛いラッセルの
登りも、後に待っている楽しみがあれば否が応でも足運びが早くなっていきます!
が!、しかし!!・・・、ここまで来ると、スゴい強風と雪&雲が辺りを包んでいて
僕達にも襲いかかってきて、まともに手や顔を出していられない程です!!・・・。
その地獄のような強風&吹雪が、「乗鞍岳」を鬼神のような怒りの形相に見せて
いて、一切を受け付けないような雰囲気を携えていました!!・・・・。
雲の間から時々でも見えているので、ここで引き下がっては名が廃る!と言う事で
少しでも上から滑ってやろう!という、ただパウダーが滑りたいだけのカラ気合で
一歩一歩少しずつ進んで行き、ついにこの日も摩利支天岳の稜線まで来てしまい
ました!!・・・・。 しかし猛吹雪で、少しでも止まれば寒さに耐えられない程で
ゆっくりは出来ません。スグに滑走の用意をしていきました・・。なので、本日は
景色の画像はありません・・・・。 吹雪で真っ白なのと、極寒の気温でデジカメが
ヤラれてしまっていました・・・・。
しっかりと稜線から、パウダーに覆われたノートラックの広大な斜面を頂きました!
強風でウィンドパックされていましたが、けっこう深いパウダーでした~!!
せっかくのMr, K の稜線からのライディングは撮れませんでした。なのでもう一回
位ヶ原の斜面での、彼のパウパウ・パウダーライディングを何とか収めました!・・・。
見ていても気持ちの良い、いつもの豪快なテレマークターンでした!!
そして、この後はパウダーに覆われたツアーコースを楽しみながら滑って、無事に
帰って来れました!!・・・・。ゲレンデに帰り着く頃には、稜線から滑った達成感と
パウダースキーの心地よさが、ジワジワと体の隅々に広がっていくのでした!・・・。
今日も、とぉ~っても楽しかったです!!
強風耐久ツアーでしたが、久しぶりの超ロングパウダーライディングも出来たので、
行って良かった本日のバックカントリースキー。なんとかPJの面目躍如です・・・。
by springbk | 2011-01-14 11:47 | 山の風景