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ワイン 139

今回のワインは、僕たちがワインにハマった最初のキッカケになった、
僕たちの一番お気に入りのドメーヌのワインです~!!

今回のワイン「ヴォーヌ・ロマネ、レ・オート・マジエール、
          ドメーヌ・ロベールアルヌー」1994年です。
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このワインは、フランスはブルゴーニュ地方の中心であり、聖地にまで
なっているヴォーヌロマネ村の北側の畑「レ・オート・マジエール」という
ところで造られたブドウのワインです。

造り手は「ドメーヌ・ロベールアルヌー」です! 実はこのブログのワイン
記事が始まったのは、この「ロベールアルヌー」のワインが、最初の①番
なのです! アルヌーさんのワインの美味しさに感動したのがキッカケで、
このブログの「安旨ワイン探検隊」が結成されたのでした~!・・・・。
数あるヴォーヌ・ロマネの名門ドメーヌのなかで1868年から6代にわたり
150年もワイン造りを行ってきたドメーヌなんです。その名を高めたのが
5代目の「ロベール」さんでした。 1995年、ロベールの死後は6代目を
継いだで現在ワインを造っているのは、娘婿である「パスカル・ラショー」
さんです。 フローレンスさんと結婚した跡、彼はロベールさんの仕事を
手伝い、ワイン造りにハマってしまった!そうです。 義父からワインの
手ほどきを受けたのはわずか10年でしたが、しっかりと彼のセンスを受け
継ぎ、現在ではロベールさんよりも「優雅で洗練されている!」と評価され
ています。

「ドメーヌ・ロベールアルヌー」のワインを語る上で、忘れてはならないの
は、「ピノ・ファン」というピノ・ノワールの原種である品種を栽培してい
る点です。ピノ・ファンは栽培が難しく最近ではあまり造られなくなって
いるのですが、ちゃんと造れば素晴しいワインになるので、アルヌーでは
このピノ・ファンにこだわって造られているのです。発酵をゆっくりと行い
果皮と茎とを共にスキンコンタクトでタンニンと色素を抽出!。自然酵母に
よる発酵。新樽はグランクリュで100%、1級畑で40~60%、村名ものでも
30%も使います。とても贅沢で、まさにブルゴーニュの正統派らしい手堅い
ワイン造りをしているのです。

よろしければ、このブログのワイン記事の最初の①番も見て下さ~い。
アルヌーの「ロマネ・サンヴィヴァン」です。

感動的だったロベールアルヌーの「ロマネ・サンヴィヴァン」。そしてこの
ワインは畑が違うだけで、同じアルヌーの同じヴィンテージなのです!!
かなりの期待を胸に、オ~プンです。あの感動が再び来るのか???・・・・。
ワイン 139_f0182173_94213.jpg
このワインは、開けてスグはちょっと堅い感じがして、香りも最初からは
あまり立ちあがって来ませんでしたが、1時間ぐらいすると素晴しい香りに
変化してきました~! 乳酸菌系の甘酸っぱい感じで、イチゴヨーグルト?
森林浴と樽のオークのニュアンスがとてもバランス良く合わさっています!
味わいも時間が経つにつれて柔らかくなってきて、とても滑らかになりまし
た! 古いワインで熟成感もあり、かなり美味しかったです!

しかし、最初に飲んだ「ロマネ・サンヴィヴァン」は超特級ワイン、この
「レ・オート・マジエール」は2階級下の村名畑クラスのワイン。なので
美味しさのクラスもあきらかに違い、まるで別物です。このワインが決して
不味いワケではないのですが、やはり特級ワインって凄いんだなぁ~・・・・、
と、違いをまざまざと感じたアルヌーのワインでした。

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