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ワイン 142

今日は、先日飲んでアップ出来なかったワインをご紹介します。
かなり久しぶりに飲んだ、ボルドーの正統派ワインです!

本日のワイン「シャトー・ラ・カバンヌ」2001年です。
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このワインはフランスはボルドー地方、ポムロール村産のワインです。

ポムロール村は、今やフランスでも最高級ワイン産地となっていて、
夢のワイン「ペトリュス」や「ル・パン」など、時価数10万円クラスの
最高級ワインを産みだす産地です!!そんな極上エリアの中心部に
この「シャトー・ラ・カバンヌ」はあるのです!

造り手は、シャトーオーナーである「フランソワ・エスタジェ」さんです。
彼は、1952年にこのシャトーを購入したのを皮切りに、現在ボルドー
右岸に計6つのシャトーを所有する、いわゆるポムロールを知りつくした
達人とも言うべき造り手です。「シャトー・ラ・カバンヌ」は10haの畑に
メルローと言うブドウ品種を植え丁寧に手作業で育てています。とても
小さな畑なので、年間5000ケースだけしか造っていないのです!・・・。
3週間程のマセレーションの後、比較的高温で発酵。約60%の新樽を
使い18~20ヶ月 の熟成をさせています。そしてこのシャトーのスゴい
所は、出来あがったワインをスグは販売しないで、ボトル熟成を10年程
してから市場に出すのです!! 飲み頃のワインだけしか市場に売らない
という!こだわりなのですっ!!


このワインも2001ヴィンテージ。全くプリムール(先行販売)しない
こだわりの10年熟成したワインは、果たしてどんな味わいなのかっ!
いざっっ、、オ~~プンです~~!!・・・・。
ワイン 142_f0182173_94531.jpg
このワイン、開けてスグはちょっと堅い感じの香りでしたが、少しずつ
時間が経つと、濃厚で素晴しい香りに変化していきました~!10年の
熟成感はありますね!! カシスやブラックベリーなどのような濃厚な
黒果実のフルーツ香と、オーク樽のニュアンス、そして森林浴のような
複雑さがあり、とてもイイです! 味わいも良くこなれていて、甘みと
渋みと酸味の3位一体で、かなり美味しかったですね! 時間が経つに
つれて、さらに熟成感が増していくようでした・・・。


こんなボルドーのワインなのですが、価格は3千円台前半っ!!かなり
お買い得ワインで、「安旨ワイン探検隊」としてはイチオシのワインと
なりました~!! たまにはボルドーもイイなぁ~と思ってしまった
今回のワインでした・・・・。

インターネット広告の「トランスメディア」提供スキンアイコン by springbk | 2011-07-05 09:04 | お店のご案内

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