乗鞍アタック!! (LOOK 566 のレポート)

先日の「マウンテンサイクリング in 乗鞍」のヒルクライムレース、、、
毎年、この日は1年の中で乗鞍高原が一番賑わう日になるのだが、
僕はいつも係員としてスタッフでの参加となるのである・・。そして、
レースのスゴい盛り上がりに影響されて「マウンテンサイクリング
in 乗鞍」の後は、毎年チャリダーのはしくれとしての闘志と情熱が
メラメラと燃えてしまうのであった!・・・・。

なので、行かなくてもイイのに、8月無休で働いて来て疲れ切っている
こわばった体にムチを打って、このレース後に無謀な「乗鞍アタック」
を、ついついしてしまうのである!!・・・・。
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かと言って、まだまだ休みが無い仕事づくめの僕は、「マウンテン
サイクリング in 乗鞍」と同じレースコースである山頂・畳平までの
アタックはヤリたいのだけど、それをしてしまうと仕事が出来なく
なってしまうので、いつも、お店~いがや経由~三本滝のコースで
アタックするのである!・・・。 「なぁ~んだ、そんな短距離ぢゃあ
クライマーとしてユルイのでは?!」という声も聞こえるかも知れ
ないのだが、僕に許された時間は夕方の仕事の休み時間しか無いので
こればっかりはしょうがないのである・・・。


夕方の3時過ぎ、いつも通りだが気持ちカタい目に空気をタイヤに
入れていく・・・。 サッと短パン&Tシャツに着替えてヘルメットを
被り、お店の前でクリートを先日新しく交換したシマノカーボン製の
ビンディングペダルへとはめる!。この時点では、気持ちは最高潮!
「よし!、やったろう!! 今日はとことんヤったろうじゃないか!」
という感じで、ギアをいつもより1枚重い目からスタートしていった・・・。

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「カフェ・スプリングバンク」のお店の前から、サイクルメーターの
計測スイッチを押してスタートを確認っ!! 大きく息を吸い込んで
ペダルをグッとチカラを入れて勢いよく飛び出して行った!(と思う)
蕎麦処「合掌」さんの横からサイクリングコースを通っていがやへと
上がって行く。僕はこのコースが一人静かに走れるので好きなのだ・・・。
そして、いがやからは車道で一ノ瀬手前のT字まで一気に登って行く。
ここの坂が「お店~三本滝」のコースで一番の急坂なので、いつも通り
一番ローギアの28Tを使ってここは足に負担を掛けずにクリアしていく。

この坂を越えて観光センターの交差点からまた県道のコースへ戻った
所で、観光センターから1台の自転車が出て来て、僕の前を走る形に
なった。スペシャライズドの黒いS ワークスだ! いかにも速そうで
デラックスな匂いをプンプンとさせて、スゥーーっとスピードを上げて
行くので、なぜが昔のレーサーの時と同じ性分がこんな時に出て来て
しまい、僕も少しスピードを上げて後ろに付いてみた!・・・。これが
このアタックに凶と出るか吉とでるかは分からない、が、レース中は
こんな駆け引きがたくさん行われているのだろうか?!と思いながら
黒いS ワークスにピッタリと付いて2連のS字コーナーを越えて行く・・・。
しかし、このS ワークスの彼はこの時はゆっくりと登っているようで、
僕のペダリングの方が余ってきた!・・・。どうしようか?と焦る!・・。
追い抜く時は抜いた後に走り去ってしまいたいのだが、負担を掛ける
のがちょっと不安なのである・・・。が、しかし!、今回の僕はアタック
中なのである!、最初の「とことんヤったろう!」という闘志メラメラ
はどこへ行ったダぁー?!という自己嫌悪な思いが湧きあがって来て
「えーい、面倒だ!」という感じでギアを1段上げてスピードアップ!
でもS ワークスの彼は、そんな事関係ないと言う感じで、横を走る時に
「お先にどうぞ~」と爽やかに言われてしまった・・・。その後は、息を
ゼイゼイぃ!・・と切らしながら、あの葛藤はなんだったんだ?・・・、と
ちょっと恥ずかしくて、顔がアツくなりながらガシガシをペダルを漕いで
颯爽と走り去って行ったつもりであった・・・。

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休暇村~三本滝間の後半にさしかかった所らへんで、カーブを曲がる
たびにチラチラと見え隠れして来た自転車がもう1台出てきた!・・・。
近寄って見ると、僕と同じメーカーの自転車LOOK で595だった!!
「595」 は僕の「566」よりも数段格上の機種なのである。カーブを
曲がるたびに少しずつ距離が埋まって行く! 息はゼーゼーで苦しい
のだがこの距離を詰めるのをモチベーションにして、さらに頑張って
そぉ~~っとあまり音を立てずに近づいていく・・・。しかし、幾つかの
カーブを曲がってあと少しという所で、595のライダーに気付かれて
しまった!!・・・。 その後は、それまで坦々と登っていた白い595は
ペースアップしてしまい、僕との距離差は付かず離れずで進む!・・・。
この状況は、僕にはとても厳しく、ここまで来るのでも息も絶え絶えの
オーバーパースだったのだ・・・。結局、このLOOK 595との遭遇が仇と
なってしまい、カモシカ斜面手前の最後のカーブを曲がる時には、足が
全く残っていなくてカラッ欠、僕はヘロヘロで最後の直線を登る・・・。
方や595には、そのまま先に三本滝駐車場へとゴールされてしまったの
であった・・・。LOOK 同士の下剋上は達成出来なかった・・・。

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結局タイムはいつもとあまり変わらずの平凡で、37分50秒程だった・・・。
いつもと変わらずが年齢を重ねててもキープしていると言う事でイイのか、
これだけトレーニングしたり自分を追い込んでアタックしたのに変わらず
で悪かったのか・・・。良く分からんでしたが、こんなモンかと思ったので
あった・・・。

残ったのは、真っ白に燃えた後の情熱のカスと放出されたドーパミンの
搾りカスだった・・・。 闘志でメラメラとした気持ちはヘナヘナとなって
この空の雲のように、遥か彼方で消えてなくなっていたのであった・・・。
サドルの上でもがいているウチに、すっかりと空は秋の気配をまとって
きている・・・。いつもこんな感じで、乗鞍の夏が終わって行くのである・・・。

(今回は自転車アタックなのでMr.C に倣い、レポート調で書いてみました。
 長文にお付き合い頂き、ありがとうございました~・・・。)
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インターネット広告の「トランスメディア」提供スキンアイコン by springbk | 2012-08-28 01:29 | 趣味の部屋

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