ヒマラヤトレッキング ⑦ 【寺院編】
2012年 12月 20日
このツアー中に訪れた寺院を載せたいと思います・・・。ヒマラヤの
トレッキングに行くと、至る所に「マニ石」や「マニ車」、「タルチョ」
や「ストゥーパ」という仏塔がた~くさん見られます!! これは、
人間の長い歴史の中で元々の宗教であった「ヒンドゥー教」と「仏教」
という2大宗教では、太古の昔から、ヒマラヤの山々は神が住む領域
と、されてきているからなのです!・・・。
それでは、今回のトレッキングツアー中に僕たちが訪れたいろんな
寺院をご紹介したいと思います~!!
ヒマラヤトレッキングの「エヴェレスト街道」の中でも、総本山となって
いるような寺院です。ルクラ~ゴラクシェプ間では大元の寺院なのです。
日本の仏教のお寺には無い色遣いで、曼荼羅や装飾も豪華!!
コチラの仏教建築は赤、青、黄、緑、白の5色が基本らしいですね・・・。
しかし、お坊さんも居てとても荘厳な雰囲気で、思わずこれから先の
トレッキングの無事とエヴェレストが見られるように!と、お祈りをして
しまいました・・・。 (5色の意味合いは下記のストゥーパの所で)
寺院です。これは中庭のようすですね。この寺院もスゴく美しい色合い
で、思わずウットリしてしまいそうな感じでした。
コチラは「セト・マチェンドラナート寺院」です。全身が金色に輝く
寺院で、とても美しいです!! 慈雨を降らす神様を祀る寺院らしく
朝早くに多くの人が参拝しに来るようですね・・・。
スプリングバンクN は何をお祈りしているのでしょうか?・・・。
これは後に出てくる総本山の「スワヤンブナート」のストゥーパを複製して
1650年に街中に建てられたモノのようですね・・・。
「ストゥーパ」とは「仏塔」の事で、これ自体が「曼荼羅」の構造をなして
いて、地、水、火、風、空、という宇宙を構成している5大要素を象徴して
いるようです。真ん中に「目」が描かれているのは「ブッダの目」のよう
ですね・・・。
寺院が立ち並びます。 どの寺院も、大体17~18世紀の3王国朝時代に
建てられていて、左が「シヴァ寺院」、右が「パールバディー寺院」です。
2008年まで王国だったのですが、現在は民主国家となっているのです。
この旧王宮は17世紀のマッラ王朝時代に建てられたもののようです。
現在は、王宮の博物館となっています・・・。
これはとても古い建物で、木造の装飾が素晴しいです。こちらも現在は
上記と同じ、王宮の博物館になっています・・・。
それとも、神サマの世界でしょうか?! と思わず、そんな事を
想ってしまいそうな扉でした・・・。
「カトマンドゥ」の西の郊外にある、この地域最古の仏教の寺院です。
伝説では、この「カトマンドゥ」の街が出来る以前、このカトマンドゥ
盆地は湖だったらしく、その頃湖岸に住んでいた人々はその湖に住む
大蛇の悪行に苦しめられていたらしいです。その頃に旅の途中だった
菩薩さんが訪れて携えていた剣で大蛇を退治すると、怪物は湖と共に
消え去り、肥沃なカトマンドゥ盆地が出来たらしいです!・・・。なので
この「スワヤンブナート寺院」はその時に菩薩さんによって建立された
という伝説らしく、聖地であり最古の寺院となっているらしいです・・・。
街の中は「混沌」という言葉がピッタリで、いろんな人がいろんな
物を売ったりしていて、アジアらしくゴチャゴチャしてました・・・。
太古の昔から、神が住む領域とされてたヒマラヤの山々をトレッキング
して眺めてきて、神の住む地域の神様を崇め祀る寺院を巡っていると、
こんな僕でも胸に手を当てて、心の奥の精神世界に意識を沈めてみたく
なりますね・・・。 いろんな意味でとても興味深かった、ネパールでの
「いろいろ寺院巡り」でした~。
by springbk | 2012-12-20 01:26 | 趣味の部屋