爺ヶ岳~扇沢バックカントリースキー!!
2013年 04月 28日
いつも白馬方面へと車で走る時、一番最初に見えてくる
真っ白い広大な斜面を見せつけている山がある!・・・。
僕たち山岳スキーヤーの抑えがたい滑走欲望や征服欲を
思いっきり刺激し続けている白い斜面を纏った山がある!
・・・・・・・・・・、、、。
その山とは「爺ヶ岳」!!・・・・。
夏は普通の山なのだが、冬は双耳の山頂から広大に広がる
真っ白なオープンバーンを「これでもかっ!」という感じに
見せつけて、僕たちを誘惑してくる山なのだ!!・・・・。
僕は、また長い間、冬にいつも白馬に行く時や松本市内から
この「爺ヶ岳」の山頂から広がる白い斜面にいつも誘惑され、
耐えがたい滑走欲望を感じさせられていたのだった!・・・・。
「スプリングバンクのホリディ」の最終局面に迫ったこの時期、
ついにその時は来たのだった~!! 「スプリングバンク」の
春のホリディ期間のバックカントリースキーツアーの番外編は!、
「爺ヶ岳~扇沢バックカントリースキー」だぁ!!!
また今回も、いつもお付き合い頂いているガイドのNJ さんから1本の
急な連絡が入り、長い間憧れ続けていたあの斜面へ挑戦しに行こう!
と言うのだ!!これは僕が待ち焦がれていた瞬間だったので、スグに
BC スキーの用意をして、まだ真っ暗な朝3時少し前から車を飛ばして
一路、大町市「扇沢」へと走って行ったのであった・・・・。
大町市へと車で走って行く・・・。そして5時ちょっと前にこの「扇沢」に
到着した。到着した時には、朝焼けで扇沢の山々がピンク色に染まって
輝いて、これから起る僕たちのドラマを感じさせてくれたのだった・・・。
この朝焼けを見て、みんなの身体に気合いが入って来る~! そして、
柏原新道の登山道入り口から今回のツアーはスタートしたのだった・・・。
装着して、樹林帯を標高差約500mを2時間程、黙々と登って行く・・・。
朝5時の出発なので空気がとても冷たい。 そしてこの雪斜面の急登で、
もう早くもフトモモさんがギシギシと悲鳴を上げていたのであった・・・。
今回のこのハード山行にお付き合い頂いたのは、いつものガイドのNJさんと、
スキーインストラクターのST さんで、僕を含めて3人の精鋭パーティーだ!
出られた。この日は素晴しい快晴だったので、ここからの景色は本当に
最高の山岳景色だった~!! バックに見えるのは、これから僕たちが
目指す「爺ヶ岳」と、右側に広がるのが滑るターゲットである南斜面だ!
まだここからでも長い道のりがある・・・。(ここから2時間ぐらい・・・)
止まらない!!!、、、。硬いめの雪の斜面にアイゼンを効かせながら、
一歩ずつ確実に登って行く・・・。ここまで来るとバックには、手前右側の
「蓮華岳」や、「槍ヶ岳」や穂高連峰までも一望出来たのであった!!
(赤いST さんの頭上一番奥の峰々が槍~穂高連峰です)
のであった~!! 今回は最初からアイゼンでスキー板を担いで、5時間
全て歩いて登ったので肩がとても痛く、フトモモさんも限界に近かったの
だが、あの斜面を滑りたい!という情熱だけが、今回も僕たちを山頂まで
持ちあげてくれたのであった!!・・・。
八ッ峰、三の窓も全て見渡せたのであった!!、そしてあまりの大きさに
「剱岳」がかなり近いように感じたのだった・・・。メッチャ綺麗だった!!
でも山頂でゆっくりはしていられない!・・・、ここからのスキー滑降が
今回の僕たちのメインイベントなのだ。滑る用意をして、長い間憧れて
そして課題であった「爺ヶ岳」南斜面へのスキーが始まった!!!
ST さんのテレマークライディングがらスタートだぁ~!!!
約40°程の硬い斜面と重い雪の所が交互にくる難しい超急斜面だった
のだが、キレイにテレマークターンを決めて行った~~。
さすがは百戦錬磨の山岳ガイド!、この難しい斜面でも楽しんでるかの
ように、口元に笑みを浮かべながら滑って行かれていたのであった!・・・。
僕に残しておいてくれたので、出来るだけ安全に滑っていったのであった・・・。
もう一度「爺ヶ岳」南峰へと約40分程登り返して、今度はこの大斜面の
「扇沢」ルートへと滑り込んでいったのであった!!!!・・・。
扇沢での僕の滑りの動画です。またまたガイドのNJ さんが撮影して
くれました~。バックには「剱岳~立山」が大きく輝いていました!
一瞬で豆粒のようになってしまうのでした~~。
のような沢を、雪のある限りスキーで滑って帰って行ったのであった~・・。
バックの右側には針の木岳~マヤクボカールが、また僕たちを誘惑するよう
な感じに光輝いていたのであった・・・。
かくして今回も、感動の山岳景色と、例えようも無い達成感いっぱいで、
大成功の「爺ヶ岳~扇沢バックカントリースキー」だったのであった!!
車へ帰り着いたのは12:30頃。7時間半ブっ通し行動のハードな山行で
素晴しいスキー滑降が決めれたのであった~!! 夢は達成された瞬間
僕の手を擦りぬけて過去へと去っていき、僕たちはまた次の夢を追いかて
行くのである。人生とはなんて儚いのだ!と思うのだが、僅かな限られた
時間を駆使して、また次のスキー滑降を成功させたいと強く思うのだった・・・。
NJ さん、STさん、どうもありがとうございました~。
また次回もよろしくお願いします~~。
by springbk | 2013-04-28 01:08 | アウトドア