遠山郷・5峠越えツーリング!!(その②)

今年のツーリングでは、1日=獲得標高差3000mの限界に
挑戦すべく、意気込んでスタートしたのだが、ここまでたくさん
の試練にヤラれてしまい、まだ往路なのに、すでにヘロヘロ
な状態になってしまっていたのであった!・・・・。

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高遠の道の駅をスタートして、このしらびそ峠で距離はちょうど
50km程だった。距離だけ考えるとまだ1/3しか走っていない!
時間も刻一刻と過ぎて行くが、このままでは帰れないのでは
ないか?!という事で、このしらびそ峠の大きなドライヴイン
にて、お昼を食べて大休止をしたのであった・・・。

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不安と焦燥感だけが時と共に広がって行くこのツーリング・・・。
しかし、ハラが減っては戦は出来ぬ!なので、行動食ではなく、
ちゃんと食堂でお昼ごはんを食べた。 とは言っても食堂なので
カレーと牛丼・・・。 これが吉とでるのか、凶とでるのか?・・・。

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しかしゆっくりとしている時間は無い! サッと食事を済ませて
気を取り直して、これまで鍛えて来た自分のフトモモを信じて!、
しらびそ峠をスタートしていった!・・・。この辺りのダウンヒルは
道路も乾いていて、このツーリング中で一番快適だったと思う。
晴れていて暖かく、このセクションは気持ち良かった。

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と、しらびそ峠をスタートしてスグに「日本初、隕石クレーター」の
看板があった!! 隕石クレーターは、Mr.C が見ておきたいと
言っていた、このツーリングで数少ない観光ポイントなのである。

なんでも、この「御池山クレーター」は、隕石衝突による痕跡が
日本で初めて確認された唯一のクレーターである。しかし、この
クレーターは2~3万年程前のモノなので、現在残っているのは
全体の40パーセントほどであるらしい・・・。展望台(?)の所から
眺めて見ても山並みしか見えず、隕石クレーターの痕跡は何も
分からなかった・・・。(ちょっと残念・・・)

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そして、いきなり超九十九折りのダウンヒルを抜けていくと・・・、
次のポイント「下栗の里」の到着した!! この「下栗の里」は
「日本のチロル」といわれる集落で、「にほんの里100選」にも
選ばれているのである。そしてここは、あの!スタジオ・ジブリの
宮崎駿さんのお気に入りの地であり、ジブリ映画の製作にあたり
取材にも訪れているらしい!・・・。
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こんな所である!・・・。 スゴイ山の尾根に張り付くようになって
集落があるのである。 景色は良いのだが、他には何も無い。
スゴイところである!

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そして、「下栗の里」の集落の中を超激坂ダウンヒルで下って
行ったのであった~!! ここのダウンヒルも道が荒れていて
超極狭くて!、ブレーキ握りっぱなしなので手も肩も痛くなって
全く楽しくは無かったのだった・・・。ダウンヒルでシンドいって、
僕にとっては、今まで無かった体験であった・・・・。

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激ダウンヒルをこなして、やっと再び国道152号へと下りて来た。
ここまでは、何とかだが順調に来た。が!、ここまで来てしまって
から、何と!重大な事が発覚してしまったのであった~!!!
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それは、飯田市へ抜ける赤石トンネルへの上飯田線251号が、
道路工事中で通行止めになってしまっていたのだ!! これは
大ピンチだ!! ここが通れないと飯田市へは抜けられない!
矢筈トンネルは二輪通行止めなので自転車は当然無理だ・・・。
ガァ~~ン!!!
困った!!、、、
これは非常に困った!!・・・・。これでは高遠まで帰り着く事が
出来ない。(事前に調べておかなかった僕たちが悪いのだが。)
しかし、どうする事も出来ない・・・。ここまで来た激坂の道をまた
引き返すしか、僕たちには残っていないのである!!!
これが、このルートの恐怖の試練、その④なのであった!!・・・。

この通行止めが発覚した時点で、僕たちは恐怖におののいて
しまったのであった・・・。これまで越えて来た峠をまた登り返し
下って行く自身はハッキリ言って無かったのだった・・・。しかし
行かなければ帰り着く事は出来無い!! これまでの12年間
まだリタイアはまだ1度もしていない・・・。今回はもしかしたら
初リタイアになってしまうかも知れない・・・。
もう全く元気なく
再びサドルに跨り、ユルユルとペダルを漕いで行った・・・。

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もう一度、下栗の里~しらびそ峠へと上がる自身は無い・・・・。
この疲労困憊の状態では100%無理だ!・・・。なので、この
国道152号の無くなる地点まで行き、そこから「大平分岐」へと
上がっていく林道を走る事にした・・・。 

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蛇洞林道は、紅葉がメッチャ綺麗だった・・・。が、疲労困憊な
僕たちの目には何も映らなかった。ひたすらフトモモの激痛に
耐え、ヒィ~ヒィ~言いながら、下を向いてペダルを回し続けて
いったのであった・・・・。

いろんな想いがグルグルと頭の中を回って行く・・・。僕たちは
なぜ?こんな苦しい事をしているのだ?!・・・。 今この時、
宇宙の果てでは同じ想いをしている誰かが居るのか?・・・。
帰り着けなかったらどうすればイイのだ?! こんな山奥では
ヒッチハイクもできないのでは?!・・・。 パンクしたらそこで
ゲームオーバー=終了だから、パンクだけはイヤだぁ・・・。
などなど。

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でも、そうこうしているウチに、何とか地蔵峠へとカムバック!
出来たのであった~。再びこの地へと帰って来れたのである。
何とか、4つ目の峠を越えたのだった~!!
やったぁ~~・・・。 が、しかし、
この時点で、時間はもう3:00。すでに日は落ちて来て夕暮れに
なって来ている、時間もタイムオーバーな時間を過ぎている・・・。
しかし、僕たちは自転車を漕いで帰らなければ帰れないのである。
とりあえず、峠の写真だけを撮って、先を急いだのであった!・・・。
そして、行きに登ってきた地蔵峠の激坂道を、決死のダウンヒルで
出来るだけ急いで下って行ったのであった。

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やっとの思いで、大鹿村の集落へと帰って来た・・・。しらびそ峠を
抜けてからここまで、また1度も補給できずだったので何も食べて
いなかった。なので、開いている商店を何とか見つけて、何でも
イイからカロリー多くてスグに食べられるモノをガツガツ食べたの
であった・・・。「フードセンター・マルゴ」さんだが、シャトーマルゴー
は置いてそうになかったのであった・・・・。

もう日は落ちてしまい、急に夕闇が迫ってきていたのであった・・・。

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そして、午後4:30頃大鹿村から最後の峠へとアタックして行った。
が、しかし!!
ここでも重大なアクシデントが発生してしまう!! これまで何とか
耐えてくれたタイヤが、またパンクしてしまったのであった~!!
痛恨の3パンク目だ!!
先程のフードショップ・マルゴさんで補給していた時に、フロントの
タイヤの異変に気付いて触ってみると空気が抜けていたのだ!!
もう予備のチューブは使い果たした!、どうする事も出来ない!!
なので、修理することはヤメて、空気を足しながらこのまま走ろう
という最終手段に出たのであった・・・。

最初に登った分杭峠へと、また激坂をヘロヘロ~と10分おき
ぐらいに空気を入れ足しながら、ゆっくりとだが、出来るだけ
急いで登って行ったのであった・・・。

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フロントタイヤに空気を入れ足しながらも、やっとの事で分杭峠へ
到着した!! これで5つの峠を越えて、ここまでやってきた!!

しかし分杭峠に到着したのは5:30過ぎ・・・、もうすでに辺りは
真っ暗になってしまっていた・・・。ヤバイ、これはヤバ過ぎる!
真っ暗になってしまったら、ヘッドライトを持っていない僕たちは
走れない!!・・・。 なので超急いで、この暗闇の中を決死の
ダウンヒルをして行ったのであった~~。このルートの試練は
もう幾つ越えてきたか分からないが、今回の暗闇ダウンヒルは
これまでの中でも、一番シビれた危険なダウンヒルだったと思う。

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そして、午後18:16、ついにスタート地点である「道の駅・長谷」
に、ゴールへと帰り着く事が出来たのであった~!!!!
もう辺りは真っ暗闇!、何とが街灯を辿って走ったのであった。
今回も何とか無事に帰って来ることが出来たのであった~~。
リタイアじゃなくて良かった~・・・・。

時間はちょうと12時間。 今回の総走行距離は155km。
そして、獲得標高差は、推定で3000mを少し上回るのでは
ないかと計算している・・・。

このルートの度重なる恐怖と試練の攻撃に何とか耐えながら
今回も限界のその先までペダルを漕ぎまくり、真っ白な灰に
なるまで燃え尽きたのであった・・・。

しかし、今回の「一日=3000m標高差・自転車ツーリング」も、
また、僕の登攀力の無さが露呈してしまったツーリングになって
しまった・・・。最後はまた今回も何も残っていなくて、ただ帰り
着くだけになってしまった。なので、今回は特に帰れた事への
安堵感が大きい&また悔しいツーリンクだったのであった・・・。



そして!!
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自転車ツーリングが終わって、お風呂に入って汗を流して・・・、
「伊那に来たらソースかつ丼だろう!」という事で夕飯に食べた
ソースかつ丼が、驚愕の超大盛りだったのであった!!・・・。

Mr.C いわく、今回の最大の峠は、ツーリングが終わった後に
来た、このソースかつ丼だった!!
というぐらい大盛りなので
あった・・・。最後の最後までヤラれた今年のツーリングであった・・・・。

(Special Thanks to Mr.C !! )
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