西穂高ワンデイBCスキーツアー!(登攀編)

先週は、コロコロと予報が変わるとても不安定な天気で、
狙っていた山へ突っ込むことが出来なかったのだった・・・。

しかし!、何もしないでも時は過ぎていくので、この僕達が
何もしないワケにはいかない!という事で、1月中に一度
敗退している「西穂高岳、西尾根登攀ワンデイBCスキー
に、もう一度1日でトライしてみたのであった~!!・・・・。
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約9時間の登攀予定だったので、まだ真っ暗な朝3:00に
新穂高に集合・・・。バックカントリースキーとクライミングの
ギアを用意して、3:30に暗闇に覆われた林道へと出発して
行った・・・。

今回の「西穂高岳・西尾根登攀ワンデイBCスキー」という
ハード山行も、パートナーは屈強なガイドのNJさんだ!!

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とりあえずは雪の林道を穂高平へと歩いていく・・・。この時は
月が出ていて青く明るかったのだが、夜のうちに雲が出てきて
しまい、歩いているウチにだんだんと暗くなっていった・・・。
とりあえず「晴れ」というぐらいの天気予報だったので、僕達の
心の中に、また今回も天気は不安定なのか?!という一抹の
不安がジワジワと広がっていたのであった・・・。

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穂高平小屋を通り過ぎた辺りから、西尾根の急斜面へ取り付く。
ここからは、延々とジグを切りながらスキーで登って行くのだが、
滑りやすい雪質に、かなり密になった樹林帯が、とても登り難い
イヤな感じで難儀した・・・。 この辺りから少しずつ明るくなって
きたのであった。

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雲が多いので朝焼けは余り無かったのだが、尾根から乗鞍岳が
一瞬の雲の切れ目から見えた~!! 右隣は焼岳北面である。
たぶんどこかに去年滑ったラインが見えているハズなのだが・・・。

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西穂高・西尾根の樹林帯はなかなか終わらない・・・。それよりも
尾根がどんどん狭くなってきて、最後にはとうとう人が一人しか
通れない程になってしまったのであった!・・・。両側はスッパリと
切れ落ちていて、稜線は雪庇になっていて!、とても登りにくく
全然進まず、ストレスMAXな感じで難儀した!・・・。

バックには笠ヶ岳~錫杖岳の岩峰も、時々見え隠れしていた~。

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そして四苦八苦しながら、ようやく2400m付近にある大岩峰に
ブチ当たった。 ここからは左の雪の急斜面をスキーを担いで
アイゼンに履き替え直登することにした。しかしスキーを脱ぐと
膝まで埋まる深い雪に、また本当に難儀した・・・。時間だけが
過ぎていって全然進んでいない感覚である。 が、それでも!、
行くしかない!

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しかし!!、2400m大岩峰を回りこんで稜線へと登り切ると、
キタァーー!!!
西穂高岳が圧倒的な大迫力で、目の前に聳えていた!!!
そして、滑る予定の「小鍋谷」は滑り易そうで広大な大斜面!
これには僕たちも、今までのストレスを吐き出すかのように
思わず叫んでしまったのであった~!!!

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そこからは雪と岩の稜線が西穂高岳山頂まで続いていたので
アイゼンにピッケルを差し込んで、一歩一歩登っていった・・・。
僕の頭の上部分が、さっきの2400m岩峰で、そこから右へと
稜線を伝って登ってきた感じだ。

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それでも、この時点でもうすでに7時間以上も連続行動で登攀
し続けてきた!、西穂高岳の山頂は少しずつ近づいてきた!!
この辺りは少し雪の斜面をトラバースしていく・・・。

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そして、ついに!、山頂が手に届くぐらいにまでなって来た!!
ここまで来れば、もう敗退はないだろう!!・・・。ここまでの苦しい
登攀の連続を思い出して、素晴らしきアルピニズムを感じていた。

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最後の岩場の登攀を確実にこなしていく・・・。 手に持つピッケルや
足のアイゼンが滑ったら一巻の終わりである!・・・。 


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そして!、ついに!!、西穂高岳山頂が、僕達の手の中に入った
のであった~!! 
ヤリマシタ~!!
今回も、ロープウェイを使わずに一番下からスタートして、とても
難儀で苦しい登攀の連続だったので、山頂に辿り着いた時には
メッチャ嬉しかったのであった~!! 12:10頃の到着だったので
約8時間40分ほどの悪戦苦闘だった~。

西穂高岳山頂に着いた時は、少し残念ながら雲が出てきていて
奥穂高岳方面の景色は見ることが出来なかった。が、それでも
圧倒的な山岳景色が撮影出来たので、また明日の「滑走編」で
みなさんへお届けしたいと思います~。
つづく!!
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インターネット広告の「トランスメディア」提供スキンアイコン by springbk | 2015-03-09 07:10 | アウトドア

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