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白馬大雪渓バックカントリースキー!!(登攀編)

僕が、山を登って山の斜面を滑るバックカントリースキーを
始めて早10数年・・・。 僕は、乗鞍高原で「スプリングバンク」
というカフェをしているので、いつもは槍~穂高連峰~乗鞍岳
をメインに滑っているので、白馬方面はいつもアウェイなので、
これまで白馬は、まだ奥の方までは滑れていないのです・・・。

そして、恥ずかしながら「白馬大雪渓」も、とある理由で
ここまで滑った事が無かったのでした!!・・・。


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でも、山の奥まで滑る真のバックカントリースキーヤーたるモノ、
これじゃイカン!!
と言う事で、今回は心をキメて白馬大雪渓へ行って来ました~。

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今回のターゲットは「白馬大雪渓」なので、スッカリ雪が融けた
猿倉から、ツアースタートです~!! でも、登り始めてスグに
登山道はまだ雪に埋もれていました・・・。 でも、雪があれば!、
スキーにシールを付けて登れるので、僕達には好都合です~。

今回のパートナーは、上高地在住のMK嬢です~。ボードから
スキーに転向した彼女は、これからどんな滑りを魅せてくれる
のか?! とても楽しみです~~。


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林道を少し登って行くと、白馬岳の山頂まで見える素晴らしい
景色が広がって来ました!! この日は台風一過で、最高の
コンディションになること間違いなし!な感じでした~。この辺り
からスキーにシールを付けて登って行きました~。 

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白馬尻の辺りまで上って来ました。ここまでで約1時間ほどです。
白馬尻小屋を探したのですが、どこにあるのか?分かりません
でした・・・。白馬尻小屋はプレハブで、冬季は撤去されているの
でしょうか??・・・。 白馬がアウェイな僕には知らない事ばかり
です~・・・。

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そして、いよいよ白馬大雪渓を登っていきます!・・・。 ここは
サイドからの落石の多い箇所なので、出来るだけ真ん中の方を
歩いて登って行きます。僕は夏に、何回か白馬大雪渓を登った
事がありますが、いつもサイドから落石がガラガラガラ~!!と
大きな音を立てて落ちてきていました・・・。
これが、これまで僕が白馬大雪渓をBCスキーで行かなかった
理由その①、「落石の恐怖」です~・・・。


そして!、今回も突然!!、
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ガラガラガラ~!!
ゴゴゴゴゴォ~!!

と凄まじい轟音を立てて、人ぐらいの大きさの岩や石などが
土石流となってまとまって落ちて来ました!!! この瞬間は
小さい石などが飛んでこないかと、かなりの恐怖でした・・・。
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幸い、まだ僕達はかなり下側を登っていて土石流の落石からは
距離がありましたが、この辺りを登っているときにちょうど落ちて
きたら、ひとたまりも無いと思いました!・・・。

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それでも、音を聞きながら落ち着いてきたのを確認(と感じただけ)
して、土石流セクションを早足で抜けて登って行きました~~。
この岩室~葱平の辺りまでくると、落石の恐怖の緊張感は少し
一安心でした・・・。 バックには、今まで登ってきた白馬大雪渓が
大きく伸びていました~~。

白馬大雪渓バックカントリースキー!!(登攀編)_f0182173_10281583.jpg
そして、葱平の辺りからは一気に急斜面になっていくので、スキー
にシールでは登れなくなり、スキー板を担いで登っていきました~。
見上げれば、この日登るターゲットの「杓子岳」の天狗菱の岩峰が
圧倒的な大迫力で聳えていました~~!!

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ツボ足で雪の斜面に蹴り込んでは一歩上がる!・・・、ということを
延々と繰り返していき、ようやく稜線まで到着しました~~。 ここで
スキー用具一式を全てデポして、トレッキングシューズに履き替えて
山頂目指して歩いていきました~。 バックには「白馬岳」が、尖って
とてもカッコ良く見えました~~。(どっち登ろうか悩んだんだけどね~)

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杓子岳は、見えているけどなかなか近づいてこないパターンでした・・・。
砂利系の登山道が、疲れた太ももの足にはかなり登りにくかったです。

白馬大雪渓バックカントリースキー!!(登攀編)_f0182173_10283131.jpg
それでも、猿倉を出発してから、ちょうど6時間弱で「杓子岳」の山頂に
到着しました~!! 紺碧の青空が素晴らしく美しかったです~!!
今回もヤリました~。

山頂からの景色と、スキー滑走は、また明日書きます~。
つづく!!

インターネット広告の「トランスメディア」提供スキンアイコン by springbk | 2015-05-16 07:24 | アウトドア

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