乗鞍龍神伝説の、歴史探索ツアー!!
2015年 12月 19日
もう一つ、「乗鞍・龍神伝説」というのがあるのです!!・・・。
この「龍神伝説」とは、乗鞍岳には竜神様が住んでいると言う
話で、頭を乗鞍岳の権現池に、胴体は乗鞍高原の御池にあり、
心臓はその御池の真ん中にある「祠」らしく、尾っぽは諏訪湖に
までつながっているといわれるのです!!
今回は、ある所からの情報で、その「乗鞍・龍神伝説」がある
他の神社が山麓の梓川地区にあるというのです!!なので
今回は急遽、雪の降る中を、その「龍神伝説」のある神社まで
行った見たのでした~。
「歴史探索ツアー」とは、地図に載ってはいるが山の奥深くで、
道はすでに廃道となって、入る人もいなくなって、ターゲットが
存在するのかどうかも分からない・・・。そんな乗鞍高原周辺の
気になる「歴史の史跡」を探索しようというものです・・・・。
「大宮熱田神社」は、乗鞍高原にある「梓水神社」とつながりが
あるらしく、「大宮熱田神社と「梓水神社」共に平安時代に編纂
された歴史書「三代実録」の中に、「清和天皇の貞観9年(西暦
867年)に神徳の高きにより、従五位下が贈られた」と書かれて
いるのです!! これはあの「諏訪大社」よりも全然古くからの
歴史があるのです!! この時代にあった神社は、推定ですが
戸隠、穂高神社、そしてこの梓水神社だったらしく、梓水神社は
現在は乗鞍高原にあるのですが、その時代は山奥過ぎるので
乗鞍高原のが奥宮(山宮)で、この「大宮熱田神社」が本宮では
ないのか?!という事なのです~!!
乗鞍高原の梓水神社に祀られている、同じ「梓水大神」なのです。
その他にも、名古屋の熱田神宮からお迎えした「熱田大神」や、
近くに奉られていた「天照大神」、梓川八幡宮の「八幡大神」を
奉られています。
ここに!、何と!、龍口で「龍」が3匹もいました~!!!
やはり!「龍神伝説」は、ここにもあったのでしょうか?!・・・。
この「大宮熱田神社」は、乗鞍から諏訪湖までの龍の身体の
一部分なのでしょうか?!・・・。
菅原道真を祀った「学問の社」や、「健康長寿の社」などがあり、
たくさんの摂社、燈篭、石仏が並んでいます。参道の正面には
神楽殿、そして拝殿と続いています。とても荘厳な感じです。
それもそのハズ!、御本殿は、室町時代(約450年前)の建築で
国の重要文化財に指定されているのです!! 広い社地の中の
一段高いところにあり、豪華で迫力がありました。 僕達はここで
お参りをさせて頂いたのでした~。もちろん雪乞いと安全スキーの
お願いですよ~!
室町時代中期の建築様式らしいです。 この建築様式の建物が
国の重要文化財に指定されているのです。
そして、本殿がこの拝殿の裏側に小さくありました。(画像が無くて
スイマセン~) 本殿の様式も「流造り」と言われる建築様式です。
この屋根の建築様式は、「仁科神明宮」の時にみた屋根の様式に
とても似ていると感じましたが・・・、関係があるのかどうか?!・・・。
この屋根の様式で、神様の位や様式、関係などが分かるらしいです。
しめ縄の巨大さにも驚きました!! ちゃんと整備されているのですね。
本当に、この拝殿~本殿は素晴らしく、ここまで来て見る価値があると
思いました!
肝心の調査課題である「乗鞍・龍神伝説」の痕跡は、「龍の手水口」と、
拝殿の鏡だけでしたが、ここが梓水神社と深い関係があるという事が
あっただけでも、乗鞍高原と繋がっていたのだという事だと思います!
なので僕は、確実に「龍神伝説」の一部分なのだと思いました~!!
この部分に関しては、もう少し詳しく調べて行きたいと思いますので、
またみなさん!、「歴史探察チーム」もよろしくお願いします~~。
そして「カフェ・スプリングバンク」へのご来店もお待ちしています~~。
by springbk | 2015-12-19 07:33 | 趣味の部屋