ワイン 390

巷で猛威を振るっているインフルエンザにヤラれてしまっていた
僕達「安旨ワイン探検隊」でしたが・・・、やっとミッション遂行する
ことができました~・・・。

今回のワイン「サーヴェイヤー・トムソン、ピノ・ノワール」2010年です。
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このワインは、ニュージーランドの南島の、さらに南側に位置する
「セントラル・オタゴ」と言う地区で造られている、ピノ・ノワール種の
ワインです~。

造り手は「ドメーヌ・トムソン」です。このドメーヌは香港に住む有名な
投資家である「デイヴィット・ホール・ジョーンズ」さんが所有する畑で、
「サーヴェイヤー・トムソン」とは、彼の高祖父であり、ニュージーランド
初の測量長官「ジョン・ターンブル・トーマス」にちなんで命名されました。
「サーヴェイヤー」とは、測量技師の意味らしいです・・・。1857年から
1858年前半の間、サーヴェイヤー・トムソンさんはこのオタゴ周辺の
偵察調査活動を行ったのでした。その際、最西端のワイアウリバーや
最北端のマウントクックに至るまで、広範な地域を旅をしたのでした~。


畑は、ピサ・ムーリングス湖畔を一望できる、約14ヘクタールもの畑は
緩やかな斜面で、ブドウ栽培に適した黄土や粘土質を含む砂礫質土壌
なのです。 特筆すべきは!、この畑にカリフォルニア・デイヴィス校の
クローンと、ブルゴーニュのディジョン・ピノ・ノワールのクローンの配合種
が植えられているのです!! ブドウ栽培は、学者「グラント・ロルストン」
さんの指導の下で、正式なビオディナミ認証に向けてビオディナミを実践
していますし、ワイン造りは、セントラル・オタゴ・ワイン社の有名な醸造家
「ディーン・ショー」さんに任されています。

オーナーのデイヴィッド・ホール・ジョーンズ氏は、ブルゴーニュ地方の
「ジュブレ・シャンベルタン」にもドメーヌを有し、「レヴォセル」の畑からも
ワインを造っています。ブルゴーニュでもニュージーランドでもワインを
造っているワインメーカーは殆どありませんが、先日、ブルゴーニュの
「ドメーヌ・コント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエ」の「フランソワ・ミエ」さんが、
このセントラル・オタゴ地区でピノ・ノワールを造り出したので、衝撃な程
のニュースとなっていました~!!

全房発酵は30%でなされます!! そしてマロラクティック発酵で生じた
二酸化炭素を残して瓶詰めし、酸化を防ぎ、亜硫酸添加量を減らすのと
同じ手法がとられています。この手法は最近ブルゴーニュに広がっていて
ドメーヌ・フーリエも使っているらしいです。1週間の低温マセレーションと、
2から3週間の発酵。10%の新樽比率のフレンチオーク樽の熟成らしい
です~~。


現在のワイン界でも注目されているニュージーランドのセントラル・オタゴ
のワイン、それもブルゴーニュの流れを汲む技術と、そしてカリフォルニア
とのハイブリッドクローン! これはかなり興味をそそられますねっ!!
インフルエンザ明けの僕達でも、鼻は大丈夫です~。オープンです~~。
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このワイン、開けてスグからとてもバランスの良いエレガントな香りがします。
ラズベリー系の果実感と石灰やオゾンのようなミネラル感があります。味わい
はとても複雑でフレッシュ、ワインの中にほんの少し残る二酸化炭素のガスが
舌先に感じられて、ミネラリーで複雑な感じがありますね!! 樽香はあまり
無く、と言ってもブドウジュースのように果実感だけでも無く、とても美味しい
です!! 最後の1杯はかなりシアワセのワインになりました~~。
   
これで3千円台!! ネットではなかなか見つかりませんが、これは飲んで
みる価値がある、素晴らしき安旨ワインでした~!!
   
    
   
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