2015年 10月 02日 ( 1 )

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ワイン 373

もうスッカリと秋深まる乗鞍高原です・・・。
そんな中、僕たち「安旨ワイン探検隊」が、ピノ・ノワール好きの
日本人だったら避けては通れないミッションを遂行です~!!

今回のワイン「サヴィニ・レ・ボーヌ1級、セルパンティエール、
         ドメーヌ・シモン・ビーズ」2009年です~!!!
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このワインは、フランスはブルゴーニュ地方の中腹にあるボーヌ市
から北側の「サヴィニ・レ・ボーヌ」の1級畑「セルパンティエール」で
造られるワインです!!

造り手は「ドメーヌ・シモン・ビーズ」です。 シモンビーズは1868年に
サヴィニの土地を買ってワイン造りを始めた歴史あるドメーヌです・・・。
そして1972年に、3代目シモンの息子である「パトリック・ビーズ」さんが
ドメーヌを引き継いでブドウ畑を大きく拡張していきました。 1995年に
「ラトリシエール・シャンベルタン」、1997年「コルトン・シャルルマーニュ」
と、赤白ふたつのグラン・クリュを手に入れることに成功して、ドメーヌの
総面積は22ヘクタールになります。 そして1998年!!、
パトリックさんは日本人女性の
千砂さんと結婚します!!!

以後、ドメーヌは千砂さんと、パトリックの妹でドメーヌ・ジャン・グリヴォ
に嫁いだマリエルさんと一緒に運営されていきました~。

千砂さんは、以前から興味のあったビオディナミ農法を採用してみたい
とパトリックに相談すると、「セルパンティエールでなら試してもいい!」と
言われたらしいです。当時の「セルパンティエール」の畑は1級畑ですが
ウィルスに冒されていてブドウの樹を引き抜くしかなかったらしいですが、
ビオディナミ=特殊自然農法を実践すると畑の様子が徐々に変わってきて
良くなり、ワインの質は始めてすぐに変わったといいます・・・。

そんな中、2013年の10月に夫でありドメーヌの当主であるパトリックさん
が自動車事故で急逝されてしまいます!!・・・。 ドメーヌに残されたのは
千砂さんだけでもうシモンビーズも終わりかと思われましたが、千砂さんは
全てを自分で切り盛りされて、2013~2014年と素晴らしいワインを造って
いったのでした!!
(この事はNHKのETV特集で取り上げられました!→「ヴィニュロンの妻」)

ワイン醸造は、昔と変わらない伝統的な感じで、特筆すべきは100%の
全房発酵です!! DRC、プリューレ・ロック、ドメーヌビゾ、デュジャックと
同様に、全房発酵で造られます。 発酵には木桶を使い、柔らかな抽出の
ためピジャージュは足で行われ、その後、樽で熟成させますが、新樽率は
極めて低く、まったく新樽を使わないキュヴェもあるぐらいらしいです!!
テロワールとヴィンテージの個性を尊重し、ブドウ本来の力強さを表現して
いるのです。



日本人であり、ブルゴーニュのトップドメーヌの当主である「千砂・ビーズ」
さんが、自分の希望でビオディナミを始めた1級畑「セルパンティエール」。
彼女の思いが詰まったこのワインを飲まずして、ブルゴーニュ好きだとは
言えません!! なので今回は緊急ミッションで「セルパンティエール」を
取り寄せて飲みました~!!! いざっ、オ~プンですぅ~~!!・・・・。
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このワイン、開けてスグは少し硬くてあまり香りが立ってきませんでしたが、
少し時間が経つと素晴らしい香りがグラスに広がってきました! 非常に
濃い香りで、木の皮やオレンジの皮、ナッツ、お香、ドライフルーツ、など
非常に研ぎ澄まされた感じです。味わいも非常に濃くて、甘さは一切無く
複雑で濃厚な黒果実、グレープフルーツのような酸味がありました~。


全房発酵で樽熟成あまり無し!というスゴイワイン造りをすればこうなる!
という、シモン・ビーズ=千砂さんの妥協無き信念が感じられたのでした!
まだ、これでも全然味わいのピークではないとは思いますが、素晴らしい
ワインでした!! 「安旨ワイン探検隊」も新たな境地に誘なわれたような
思いでした!・・・・。
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インターネット広告の「トランスメディア」提供スキンアイコン by springbk | 2015-10-02 07:14 | お店のご案内