ワイン 230
2013年 01月 30日
今回は一緒に、面白い白ワインを飲んでみました~・・・。
「オレムス、ドライ・マンデュラス」2006年です。
この「トカイ地方」は、世界三大貴腐ワインの産地の一つになって
いますが、この「ドライ・マンデュラス」はスッキリ辛口です。
造り手は「ボデガス・オレムス」です。「ボデガス・オレムス」は、
スペインの最高のワイン「ウニコ」を造る、スペインの至宝である
「ベガ・シシリア」社が1993年にトカイ地方設立したワイナリーで、
「オレムス」とは、このハンガリーのトカイ地方で初めて貴腐葡萄が
収穫されたとされる畑の名前に由来します。この畑は1772年に、
特級畑に格付けされているようですね。 そしてこの畑から収穫した、
「フルミント種」と言う、トカイ地方特有のブドウ品種を100%使用し、
香り高くミネラル豊かな味わいを持つ、辛口ワインに仕上げています。
実は、共産主義時代に量産を目的に造られたトカイの甘口白ワインは、
品質は二の次のものに成り下がってしまっていました。しかしその後、
ハンガリーが民主化されて、外国資本が参入することが出来るように
なってから、逆にトカイワインの復活が成されたのでした・・・。
僕たちは「ヴェガ・シシリア」と言うだけで俄然興味が湧いてました!
なので今回は友人と一緒に、満を持してこの「オレムス」をオープン
してみました~!! いざっ!、テイスティング開始です~!!・・・。
広がって行きます~!!熟したグレープフルーツのような酸味の感じと、
りんごのようなフレッシュさとハチミツを思わせる甘い香りがあります!
それでいて、とてもミネラルっぽくて複雑!! 味わいも酸が味わいを
引き締めていて、コクがありしっかりとしています~。とても美味しい
ワインでした~。
友人AZ ちゃんにも喜んで頂けたのではないかと思います~・・・。
by springbk | 2013-01-30 01:20 | お店のご案内