ワイン 265
2013年 09月 03日
やっと仕事が少し落ち着いて来ましたので、またワイン飲みました・・・。
今回のワイン「バルベーラ’ダルバ、ジャコモ・コンテルノ」2009年です!!
バルベーラ’ダルバ地区のワインです。この地区にはイタリアワインの
「王のワイン・ワインの王」である「バローロ」もあります、その「バローロ」
で最高の「バローロ」のワイン、「モンフォルティーノ」を造っているのが、
この「ジャコモ・コンテルノ」なのです!!まさに「イタリアワインにとって、
神の如きバローロ を生み出す造り手!」とか、「別格中の別格!」とか
「唯一無二」、とも言われる程ですっ!!
「ジャコモ・コンテルノ」は1908年にジャコモさんの父「ジョバンニ」さんが、
村でバールを開業して、その店で提供するワインを自家製造っていた時
から始まります。 世界大戦中にもワインを造り続けて来て、その後には
本格的なワインメーカーとして動きます。創始者の孫にあたるジョバンニ
さんとアルドさんは、ジャコモの厳しい指導を仰ぎながらワイン造り没頭し、
翌年にはワイナリーの全てを任されます。 しかし、伝統的なバローロを
追い求める兄ジョバンニさんに対し、弟のアルドさんは、最新醸造技術や
農業理論を用いた、新しいスタイルのワイン造りに傾倒していきます!・・・。
兄弟で違うワイナリーとして独立したジャコモさんは、「バローロ」に伝わる
伝統的な醸造方法である「究極」を目指していったのでした!!そして
出来あがったのが「モンフォルティーノ」という「バローロ」の伝統の大樽で
7年間も熟成させた、単一畑の究極の1本だったのです!!
現在は2004年から息子(ジャコモの孫)のロベルトが仕事を引き継ぎました。
「このバルベーラ’ダルバ」は「ジャコモ・コンテルノ」の中で一番安いワインで
品種はバルベーラ。収穫は手摘みで行われ、100%除梗されます。発酵は
ステンレスタンクで温度調節も行わないまま自然発酵。果皮の浸漬は5週間
の長期にも及びます。 その後ワインは伝統のスラヴォニアン・オークの大樽
に移されて、少なくとも4年間熟成がなされます! 造りはとても伝統的なの
ですが「ジャコモ・コンテルノ」のワイナリーは最新設備のようですね!・・・。
僕たち「安旨ワイン探検隊」の憧れのひとつであった「ジャコモ・コンテルノ」の
ワイン・・・・。しかし「モンフォルティーノ」は1本7~8万円もするのですぅ・・・。
なのでジャコモ・コンテルノの一番安いワインである「バルベーラ’ダルバ」を
狙ってみよう!という事で今回挑戦してみました~。コチラは4千円台後半。
最高の伝統的バローロの「ジャコモ・コンテルノ」の安ワインは、一体どんな
味わいなのかっ?!、いざ、お~~ぷんです~~!!・・・・。
感じで、香りもあまり立ちあがって来ません!・・・。「あれ?」と思いながら、
少しずつ啜って待っていると、2時間後ぐらいになって、やっと!!香りも
味わいも劇的に変化していき、と~っても美味しいワインになってきました!
濃い花の香りと、焦げた木の香りのような感じで、今までに味わった事が
無いようなワインで、でもとてもバランス良く美味しくて、感心でした~。
もしご興味ある方は、一度お試しください・・・。でも、「ジャコモ・コンテルノ」
一番安いこのワインでも5千円ぐらいします・・・。決して安くはないのです。
by springbk | 2013-09-03 01:41 | お店のご案内