乗鞍・剣ヶ峰バックカントリースキー!(登攀編)
2015年 02月 23日
今シーズンはここまで、快心のバックカントリースキーに
イケていませんでした・・・。 少しずつしか、山で滑れて
いなかったので、何だかモヤモヤしていたのでした・・・。
でも、そんなシーズンもあるさ~・・・、と山中毒の症状を
ギリギリと抑えて待っていると、
キタァー!!!
やっと!、最高の快晴の天気の日がやって来たのでした!!
のリフトを乗り継いでゲレンデトップへと向かったのでした。
本日のパートナーは、地元Mt.乗鞍スキー場のリフトマンで
あり、ガイドでもあるKSさんです~。今回はまたさらに屈強な
パートナーなので、快晴のコンディションなので、普段は中々
行けない「剣ヶ峰」から大滑降しようと意気込んでスタートして
いったのでした~~。
見上げれば、そこには紺碧の青空の中に真っ白に尖ってる
乗鞍、剣ヶ峰がカッコ良く聳えています! これ!これだよ!
僕達が待っていた瞬間は!!と思えてしまいますね~~。
足元の雪は、前日までの強風でスッカリとリセットされていて
またノートラックのパウダーになっています!! これは否が
応でも、口元がニヤけてしまいますね~~。
ほぼ無風の最高のコンディションです!! ここから見える
剣ヶ峰は、とても雄大で大きく、深く、圧倒的です!・・・。
位ヶ原の雪原に出ると、スグに剣ヶ峰への尾根を直登して
行きました。 ここからはアイゼンに切り替えてスキー板を
担いで登攀していきます。剣ヶ峰への登攀は、ここからが
本番なのです!・・・・。
カッチカチのアイスバーンです!! 今までの僕の経験の
中でも一番なぐらいにガチガチ、ツルツルのアイスバーン
でした~・・・。 やはり、だんだんと剣ヶ峰の洗礼を受ける
形になってきたのでした・・・・。
この辺りから、いきなりの超強風が吹き荒れてきました!!
ちょっとでも滑ったら、あの世へ「サヨ~ナラ~~!」という
事になるので、かなり緊張しました!・・・。 暴風で煽られて
アイゼン歩行でもメチャ怖かったです・・・。
乗鞍岳の斜面にシェプールを描ける!というモチベーション
が、僕らを突き動かしていました!!! いつも滑っている
摩利支天岳~富士見岳の斜面が、こちらからは輝いている
ようにキレイに見えていました。
ようやく乗鞍・剣ヶ峰の山頂に到着出来たのでした~!!!
強靭なパートナーKSさんのお蔭で、意外と早かったですね・・・。
本宮社の建物の脇で、風をよけて休憩させて頂きました・・・。
剣ヶ峰山頂3026mからの眺めは、文字通り幻想的でした!!
この日は岐阜県側に濃い「雲海」が出ていて、ノリクラブルーの
完璧な紺碧の「青空」に、真っ白な雪山と雲海の「白色」!という
素晴しいコントラストが、最高に美しかったです~!!!
そしてもちろん、いつもの山頂の看板の木で2人で記念撮影~~。
山頂の社の脇で、しばらくこの幻想的な山岳景色を堪能して、
ここまで来れた達成感を心の中に響かせていたのでした・・・。
しかし!、
スキーヤーの本番は、ここからのスキー滑降ですっ!!
「景色&滑走編」へつづく!!
by springbk | 2015-02-23 07:03 | 山の風景