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ワイン 364

今週は、雨ばかりの乗鞍高原・・・・。
雨では、何も出来ないので・・・、
またワイン飲んじゃいました!・・・・。

今回のワイン「ザ・プリズナー」2012年です!!
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このワインは、アメリカはカリフォルニア州の一大ワイン銘醸地
であるナパ・ヴァレーで造られるジンファンデル種のワインです。

造り手は「ザ・プリズナー、ワイナリー」です。 このプリズナーは
元々「オリン・スイフト」の、「デイヴ・フィーニー・スイフト」さんが
造っていたワインなのですが、ブランドだけ売却されて、新たに
造られているのです。現在は、元「フランシスカン」のチェアマンで
「クインテッサ」のオーナーである「アガスティン・ヒュネイアス」さん
による「ヒュネイアス・ヴィントナーズ」が、「オリン・スウィフト」から
「プリズナー」と「サルド」の2銘柄のみを買い上げ、「プリズナー・
ワイン・カンパニー」を立ち上げました。その後、プリズナーの白
ワイン版「ブラインド・フォールド」と、カベルネの「カッティング」の
2つのワインを新たに加え、4種のワインをリリースしています。

ブランド権が「オリン・スウィフト」から離れたので、厳密に言えば
「ザ・プリズナー」はもう「デイヴ・フィニー」さんが造っているワイン
ではありませんが、パートナーシップを結んでいてワイン造りには
携わっています・・・。 現在の「ザ・プリズナー」のワイン醸造長は、
長年「デーヴ・フィニー」さんの片腕として共に「ザ・プリズナー」に
携わってきた「ジェン・ベロッツ」女史ですし、製法にしても従来と
同一のポリシーが貫かれているらしいです・・・。ジンファンデルが
半分ほどに、カベルネ・ソーヴィニョンとプティ・シラーが16~20%
ぐらい使用され、フレンチオークとアメリカンオーク両方を使用して
新樽比率30%での熟成です。



アメリカのワイン界には、ブランド権の売買があります。有名な
ワインの名前だけが売られて、同じようなラベルで販売されてる
のに、別の人が造っている別のワインということがあるのです・・・。
この「プリズナー」も名前だけが売られて、もう「オリン・スイフト」
ではないのです・・・。 僕は「オリン・スイフト」のセンスと哲学が
好きだったのですが、果たしてワインの味わいはどう変わったの
でしょうか?!・・・。今回はその検証ミッションです~~。
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このワイン、開けてスグから濃厚な香りがグラスに広がります!
カシスジャムのような、煮詰めたような濃い果実感と、森林浴の
ような複雑さです。味わいも酸味も渋みも共に濃くてパワフルに
感じます。とても美味しいのですが、最後のほうでは少々飲み
疲れました・・・。

僕たちは以前オリン・スイフトの「サルド」を飲んでいるのですが、
この「ザ・プリズナー」は同じようなワインに感じました・・・。これは
これで、好きなワインが変わらずという事で良かったです~。
ワインの世界って難しいと、改めて思いました・・・。

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