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新入荷のモルトウイスキーのご案内!!

2016年が明けて、いきなりモルトウイスキーですが!、
ついに!、僕たち「カフェ&バー・スプリングバンク」も、
マニアック過ぎる!禁断のジャパニーズウイスキーの
世界に、足を踏み入れてしまいましたぁ~~!!・・・。

イチローズモルト、The Final Vintage of HANYU 15年」です!!
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このモルトウイスキーは、埼玉県羽生市にあった「羽生蒸留所」で
造られた、日本のモルトウイスキーです。 上記に「あった」と書いた
のは、羽生蒸留所は2000年に閉鎖されてしまったからです・・・。

羽生蒸留所は、羽生市にある日本酒のメーカーである「東亜酒造」が
所有していた蒸溜所です。1941年に設立されて、戦後の1946年に
ウイスキー造りの免許を所得して蒸留を開始しました。 ウイスキーは
「ゴールデンホース」と言う銘柄で販売されていました。しかし、’80~
90年代のウイスキーの不況から、2000年を最後に蒸溜を停止して、
2004年には完全に閉鎖されてしまったのでした・・・。

東亜酒造の経営危機により、「羽生蒸溜所」は売却されてしまいますが、
売却先の企業はウイスキー事業からの撤退を決断し、「羽生蒸溜所」の
ウイスキー原酒は期限付きで引き取り手が見つからなければ破棄される
という決定が下ります!!
しかし!、
羽生蒸留所の創業者の孫である「肥土伊知郎」さんはウイスキー原酒を
引き取ってくれる企業を探し続け、ついには福島県の「笹の川酒造」から
援助を取り付け、この貴重なウイスキーを破棄から救ったのでした!!

そして!、「肥土伊知郎」さんは、2004年9月、
埼玉県秩父市に自分たちのウイスキー蒸留所である「秩父蒸留所」を設立!
「ベンチャーウイスキー社」を立ち上げてウイスキー蒸留を再開したのです!
そして、2005年の春から、「笹の川酒造」にある宝のようなウイスキー原酒
を「イチローズ・モルト」として販売しました!! 樽出しの「 カードシリーズ」
は、イギリスの「ウイスキーマガジン」でも最高得点の「ゴールドアワード」に
選ばれました!!

現在の「秩父蒸溜所」は羽生市郊外の小高い丘の上にあります。仕込みは
大血川渓谷水系の軟水を使用。 原料には地元埼玉県産の大麦を使って、
フロアモルティングで麦芽造りもしています。そして、ミズナラ製の発酵槽で
発酵、スコットランドのフォーサイス社製のポットスチルで、ハンドクラフトの
手づくりでモルトウイスキーを生産しています。 現場のウイスキー職人は、
旧メルシャンの「軽井沢蒸留所」で48年間という長きに渡りモルト・マスター
としてウィスキー造りに携わってきた「内堀修省」が加わっていらっしゃるので
これからの秩父蒸留所の新しいウイスキーが非常に楽しみなのです!!


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そして!!、
この「The Final Vintage of HANYU 15年」は、閉鎖された「羽生蒸留所」
の最後の年である2000年ヴィンテージのモルトウイスキーなのです!!
秩父蒸留所は新しく再開したのですが、羽生蒸留所で造られたモルトは、
無くなればこの世からなくなり永遠に飲めなくなるウイスキーなのです!!
そしてファイナルの2000年ヴィンテージとくれば、モルトウイスキーファンの
僕は黙っていられなかったのでした~・・・。


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「イチローズ・モルト・15年」シリーズは、ファーストリリースからラベルに
ちょっとした「遊び心」が用意されているのです~。 このラベルの裏地に
埼玉県の県鳥である「シラコバト」が隠されているらしいのです!!・・・。
ファースト・リリースの時は1羽のみ、2回目リリースのラベルには2羽、
サードには3羽、フォースリリースには4羽、そして今回のFinal Vintage
は5回目らしいので、5羽のシラコバトが隠れているのです~。みなさん!
ぜひこの「イチローズモルト15年」を飲んで、ラベルの中の「シラコバト」を
探してみて下さい~~。 

ぜひ!この「イチローズモルト、The Final Vintage of HANYU 15年」
を飲みに「カフェ・スプリングバンク」へご来店下さい、お待ちしています~。
よろしくお願いします~!!

インターネット広告の「トランスメディア」提供スキンアイコン by springbk | 2016-01-02 07:11 | お店のご案内

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