五竜岳ワンデイBCスキー!!③滑走編。
2016年 02月 02日
喜び合いました~!! その③は、山頂からの最高の景色と、
もちろん!スキー滑走編です~!!
達成感と、山頂から見える冬山の厳しくも美しい山岳景色が
見えた感動と、ここまで辿り着くことが出来た嬉しさを、みんな
一緒に爆発させたのでした~!! 久しぶりのビッグツアーで
かなり疲れましたが、完全燃焼出来るシアワセがありました~。
それでは、ここからは「五竜岳」山頂から見えた景色です!!
だと思います~。 山頂に辿り着いたときに、目の前に広がった
この山岳景色に、僕は思わず「ウォォォ~~!!!」と叫んで
しまったのでした~!!
本当に剱岳は、特別な荘厳な美しさがありますね!!・・・。
特にここから見える「八ッ峰」の連なりは美しすぎます!!
感動的ですらあり、思わず溜め息が出るほどでした!・・・。
裏側の斜面です。あの「鹿島槍ヶ岳」の裏側をクライミングで登って
滑ったのは、もう2年前になるんですね~。いつ見ても美しい山です。
松本市にある「槍ヶ岳」なのです~!!! こ~んなに遠くからでも、
どこから見てもアノ形はよく分かりますね~~。
の補給をしてから、後ろ髪引かれる想いを振り切って、山頂から来た道
を下っていったのでした~・・・。 この「五竜岳」山頂からのスキー滑降が
出来なかったのがかなり残念でしたが、自然の山の中で滑るBCスキー
なので、その時の条件次第なので、しょうがないです・・・。
そして、登ってきた急斜面を下っていきます・・・。 夏は岩場地帯である
雪の急斜面では、登る時よりも下る時のほうがかなり恐怖なのです!!
なので、登りの時よりもかなり緊張して、安全第一で下りました・・・・。
そして!ここから
スキー滑走です!
始まります!! 一番最初は、BCスキーヤーSZ君のライディング
です!! シラタケ沢のボウル状斜面へ滑り込んで行ったのですが
このスキー滑走のタイミングで陽射しが全く無くなり、斜面の起伏も
斜度も何も見えなくなってしまい、どれだけスピードが出ているのか、
全く分からず、とても滑り難かったのでした~・・・。それでもSZ君は
パウダーのスプレーを上げて行ってくれました~!!
後に、深いパウダー斜面のシラタケ沢に、どんな斜面でもどんな雪
でも変わらない強いテレマークターンを決めて行ってくれました~。
いつも通り、さすがです!!
NJさんが撮影してくれました。一番左手の雲に隠れた鹿島槍ヶ岳を
バックに、何も見えない斜面へと思いっきり突っ込んで滑って行った
のでした~!! とりあえずパウダーな雪だったので何とか滑る事が
出来たのでした~。何とかBCスキーの面目を保てた(?)のでした~。
今回、これだけタイヘンな登攀をして8時間以上も行動してきたのに、
まともに滑れたのはこの陽光が当らなくて何も見えない斜面だけで、
また帰りの遠見尾根のアップダウンを、延々長々とシールを付けて
歩いて帰っていったのでした~!!・・・。
今回のツアーは、帰りの遠見尾根もシール歩行で帰って行ったので
「これはBCスキーなのか??」、「これは強行ワンデイ冬山登山では
ないのか??」という疑問が、3人の心の中を巡っていたのでした・・・。
そして帰りに振り返って見た「五竜岳」の山頂には、また真っ白い雲が
かかっていまたのでした~・・・。
SZ君は「もうこれ以上歩かなくてもいいんだぁ~!・・・」という事で
安堵と疲労でブッ倒れてしまった程でした・・・・。 この後、ようやく
スキーシールを外して、遠見尾根を斜滑降で下り、キレイに圧雪
整備された白馬五竜のゲレンデを、鬱憤を晴らすかのようにして
渾身の精一杯の高速ターンで滑って帰って行ったのでした~!!
帰ったのは、昼の1:50頃。全工程で11時間10分でした~・・・。
より困難を求めようとする登山の在り方は、アルピニズムの本質。
それを共感出来る、そして信頼できる経験と技術と体力がある
素晴らしき仲間と一緒に「挑戦」であるバックカントリースキーに
行けるという事は、何と素晴らしい事なのだろう!と、山頂に立ち、
山の斜面を滑って帰ってきた時に、いつも思うのです! そして、
いつも僕のオーダーに応えてくれるそんな仲間に感謝です!!
そしてもちろん、受け入れてくれてスキー滑走を楽しませてくれた
美しき大自然に感謝なのでした~。 そして、一つの課題がクリア
出来、また次なる課題へと挑戦していくのでした~。
こんな「チーム・スプリングバンク」をよろしくお願いします~~。
乗鞍にお越しの際には、ご来店もお待ちしています~!!
by springbk | 2016-02-02 07:58 | アウトドア